2021年10月12日

韓国「日本は患者数改竄」

 日本のコロナ新規陽性者数が急減している。
 昨日は369人だった。
 全国で369人という数字は最近見たことがない。
 じわじわ下がってきたというより、ピークを越えた後、急に減少し始めたのが特徴だ。
 いろんな原因が指摘されているが、いずれも、これほどの急減を説明しきれていない。
 今回のウィルスは謎が多い。

 日本で感染縮小が起きているのに対して、韓国では感染拡大が止まらない。
 そのことで、韓国政府は批判にさらされているようだ。
 「日本では感染収束が実現しているのに、我が国政府は何をしているのか」
 政府批判には「日本では〜なのに」という批判が一番効果がある。
 この批判に対する反論がメディアを賑わせているらしい。

 10日付産経新聞による。
 左派系の評論家が、「自民党が衆院選で勝利するため、PCR検査数を減らして感染者数を抑制している」と持論を展開しているそうだ。
 「1か月で感染者が10分の1になるなってことはない。そんなやり方があれば世界はとっくにコロナを撃退している」
 「政府が詐欺行為を働いてはいけない」
 「日本メディアも日本政府の不正を指摘できずにいる」
 と言いたい放題。

 保守系の中央日報でも、日本の急激な感染者数減少は「専門家も明確な説明を出せずにいる」と指摘し、「検査の減少による錯視効果」の可能性を示唆している。

 「日本で感染者が少ないのはPCR検査が少ないからだ」という指摘は、去年の早いうちからあった。
 欧米の各国で感染拡大が急拡大しているときに、先進国で日本だけが感染状況が落ち着いていた。
 感染者数としては、10分の1〜20分の1というレベルにとどまっていたのだ。
 なぜ日本だけ感染状況が少ないのか、というのが世界の謎だった。
 そこで指摘されたのが、「PCR検査が少ないからだ」というもの。
 「PCR検査を絞って、感染者数が大きくならないようにしている」
 などという言いがかりのような指摘もあった。
 特に左派系の論者からはこの主張が強かった。
 日本だけが優れている、ということを認めたがらない人たちがいたのだ。
 検査を増やせば日本だって欧米並みに感染者数が増えるに違いないとの憶測があった。
 彼らは、「今のニューヨークは2週間後の東京だ」などと警告を発するふりをしながら、日本でもっともっと感染者が増えることを期待しているかのようだった。
 ところが、検査が少ないために、感染者を補足しきれていないとしたら、感染者以外の人びとの間で肺炎患者や重症患者が増加し、医療現場で異常事態が起きているはず。
 だが、医療現場でそのような不自然な現象は起きていなかった。
 また、医療現場でとらえきれない感染者が増えているようだったら、それは、死者数の増加として必ずカウントされるはず。
 ところが、そのような実態もないという報告があり、ただだちに否定された。
 それでも、納得しない人たちがいて、「ある葬儀屋から聞いたが、斎場は順番待ちでパンクしているらしい」などというデマのような情報を公共メディアで発信するものまで現れた。
 この情報は葬儀業者により否定された。
 いまでは、感染者数を抑えるために検査を渋っているなどという言いがかりを言う人は存在しなくなった。

 その言いがかりを、いま周回遅れで韓国メディアが取り上げ始めているというわけだ。
 韓国は去年、感染者数をいち早く抑え込むことに成功したことから、世界に誇るK防疫として大統領が自賛した。
 日本の失敗と韓国の成功は、韓国民にとって気持ちのいいことらしい。
 ところが、いまそれが逆転してしまっている。
 そのとき、韓国の感染拡大をいかに抑えるかという議論をするのではなく、日本の成功はまやかしだ、ということで精神的な安定をたもとうとしている。
 こと日本のことになると、まともな判断力を失う韓国。
 
 韓国では与党の次期大統領候補が決まった。
 イジェミョン氏。
 この人の持ち味は「サイダー発言」。
 国民がスカッとすることを言ってくれるからだ。
 日本に対して強硬的な発言をすると、韓国民がスカッとするのだそうだ。
 彼が大統領になった場合、日本はこのサイダー発言に付き合わされることになるのか。


  

 
 
posted by 平野喜久 at 18:43| 愛知 ☁| Comment(0) | 世事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする