経営危機に陥り、公的資金による救済を米議会の公聴会で訴えたビッグ3.
CEO3人が、ワシントンの会場にプライベート・ジェット機で乗り付けていたことが分かり話題となっている。
「せめて、民間機のファーストクラスで来るべきだったのでは?」
「今すぐ自家用機を売って、民間機で帰る気のある人は?」
議員からの皮肉をこめた質問に、CEOたちは無表情に凍り付いていた。
たぶん、このような場面で自家用機が非常識だということに気づきもしなかったのだろう。
CEOたちが公的支援を要請する姿には違和感を覚える。
「いま、支援をしないと、アメリカ経済が破綻する」
この傲慢にも見える自信に満ちた態度はどういうことか。
とても、支援をお願いする者の姿ではない。
日本であれば、まず経営破たんに瀕したことの謝罪から始まるだろう。
そして、自ら身を切る覚悟を示した上で、支援要請となる。
あのCEOらの傲慢な態度は、アメリカ流の交渉術なのかもしれない。
はじめは、弱みを見せない。
思いっきり高いところから交渉を始めて、相手の態度を見ながら妥協していく。
上から入るアメリカ流と、下から入る日本流。
アメリカの議員たちもさすがに、ビッグ3の居丈高な態度に、腹を据えかねたようで、そのあたりの感覚は、私たちと同じであることが分かりホッとした。
2008年11月21日
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