2009年06月20日

スペインかぜの教訓を活かせ:変異する新型ウィルス

 約90年前に世界を襲ったスペインかぜ。
 日本も例外ではなく、45万人もの死亡者を出した。
 その時の月別の死亡者数の推移をグラフに表すと、こうなる。


spainflu.jpg



 1918年の3月に北アメリカ大陸で始まったスペインかぜ。
 H1N1型の豚インフルエンザで、弱毒性。
 日本には5月から7月に感染が広がった。
 しかし、このときはほとんど死亡者はいない。
 この第一波を後に「春の先触れ」というようになる。

 夏の間、日本では小康状態が続いた。
 その間、南半球で感染拡大が続くうちに、ウィルスが変異した。

 日本の第二波は18年の10月から。
 強力な感染力で日本中を席巻し、5月頃まで26万人が犠牲になった。

 再び、夏季に小康状態となり、19年の12月から第三波。
 このときのウィルスは、感染力は弱いものの、致死率が高かった。
 18万人がなくなっている。

 今回の新型インフルエンザも、次の秋冬の本格シーズンの感染拡大を恐れる専門家が多いのは、この前例があるからだ。
 いまは、「春の先触れ」にすぎないのかもしれない。

 今回の第一波が微弱だったために、「新型インフルは大したことない」というイメージで固定してしまったとしたら、問題が大きい。
 せっかくの先触れが先触れにならず、かえって油断させてしまうことになる。

 日本政府も情報発信を控えるようになった。
 不安をあおるようなことをしたくないからだ。
 第二波の準備をするとしたら、今しかないはずだが、その呼びかけもしない。
 国民が過剰反応して、社会的混乱を引き起こすことの方が心配なのだろう。
 一時、マスクが品不足になり、開店前の薬局に行列ができる様子を見て、余計にそう思ったに違いない。

 今のところ公式に「第二波は必ず来る」と言い切ったのは、大阪府知事だけだ。

 中国で採取された新型インフルエンザウィルスでは、ヒトの体内で増殖しやすい型に変異しているのが確認されたという。




 

 


 
posted by 平野喜久 at 09:07| 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | リスクマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ニュースで世界的ウイルス研究者が新型インフルエンザは北米の豚と北米と遠く離れた東南アジアの豚のウィルス遺伝子が組み込まれているとコメントしました。此について[ベンジャミンフルフォード] http://benjaminfulford.com記事"生物兵器について"で{新型インフルエンザは米軍の生物兵器である}と言及しています。また雑誌{紙の爆弾} http://www.amazon.co.jp/dp/B002BB2FSG/ref=mem_taf_b_a 7月号記事"米国経営巨大養豚工場の暴走/米軍生物兵器コネクション/抗ウィルス薬に群がる闇ブローカー"で、そして[フォトンベルトレポート] http://archive.mag2.com/0000101181/index.html103号記事"パンデミックフルー/感染爆発で世界が停止する日"で、更に[ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ] http://ytaka2011.blog105.fc2.comでは、マスコミで報道されなかった現地の最新レポートが伝えられています。世界がフェーズ6に突入した今、全国レベルの周知徹底対応策が肝要です。此は新刊{新型インフルエンザとは? フェーズ6の恐怖} http://www.amazon.co.jp/dp/4777113876/ref=mem_taf_b_aで御理解頂けると思います。最後に[伊勢-白山 道] http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou記事(5/18付)"御湯と粗塩"と記事(4/28付)"体温の水を飲みましょう"で{この背景や予防策}まで説明されています。マスク着用や外出を手控える予防法しか無く、また米国CDCの種ウイルスの安全がはっきりしない以上、[伊勢-白山 道]の方法は確実に安全であると思います。蛇足ですがスペイン風邪の原因に大戦による人々への精神的ストレスが体の中の休眠中ウィルスを呼び起こした説が在ります。従って日々の{マスク&リラックス}も大切でしょう。皆様のご判断でこの情報を他の方々に伝えて頂ければ幸いであります。
{日本の今を考える会}
Posted by 日本の今を考える会 at 2009年06月20日 10:09
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