中村氏とは、青色LEDの開発者として著名な米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授である。
これを、貴重な頭脳の流出と嘆く向きもあるが、見当違いだ。
日本では、中村氏に対する幻想はいまだに続いているようだ。
いまでも、青色発光ダイオードという世紀の大発明を単独でなしどけた天才科学者であり、会社の横暴と戦う孤高の研究者との認識がある。
これは、幻想だ。
この幻想は、訴訟対策用に作られたイメージでしかない。
中村氏が発明対価を求めて日亜化学を訴えた裁判は、勝利を収めることができなかった。
むしろ、当初のイメージとは裏腹に、中村氏の貢献度の低さを証明することになってしまったと言っていい。
中村氏が青色発光ダイオードの発明に関与したのは正しい。
中村氏が発明対価を求めた特許は、彼単独の発明だったのも正しい。
ところが、中村氏が単独で青色発光ダイオードを発明した、というのは正しくないのだ。
彼は、青色発光ダイオードの特許で訴訟を起こしていない。
青色発光ダイオードの発明は、日亜化学の他の研究者とともに取得した特許だからだ。
ところが、青色発光ダイオードの単独発明者であるかのように世間では思われている。
これは、中村氏側の印象操作のうまさだった。
あの特許訴訟は、中村氏と日亜化学との戦いではなかった。
中村氏と他の社員との戦いだったのである。
なぜこうなるのかは、ここで繰り返さない。
以前のブログ記事をご覧いただきたい。
日亜化学の勝利と見る理由
http://hiraki.seesaa.net/article/1554691.html
リスクチャレンジの対価を評価せよ
http://hiraki.seesaa.net/article/1567012.html
単に感情のレベルの話でしょう
いいや 俺は、そうは、思わない。
少なくとも中村修二は、ノーベル賞受賞は、ない。
そもそも チッ化ガリウムを使う方法は、中村の独創ではなく 以前から 判明していた。
マスコミが、煽りすぎ〜 だから・・本人も勘違いしちゃって 小金を得たもんだから 奥さんと子供を 捨てちゃったわけだ。
とんでもない事が解ってしまいました。
青い色発光ダイオードの発光は、そもそも、出来たとしても、出来るとしても、やってはいけない事でした。
50年も前に、紫外線LEDのオレンジ色が開発され、紫外線、赤外線を出しているため、人体に危険があるため、販売を禁止されていて、青い色の発光に成功に出来たとしても、出来ないとしたんです。
何故か、いくら、商品化を禁止しても、企業が照明などで使い、健康被害が出るとされたために、販売を禁止していました。
やってはいけない事をやってしまったために、ブルーライト、LED蛍光灯、LED電球系関係なく、製品に関係なく、健康被害が急増してたと判明しました。
紫外線LEDは、そもそも危険で、販売、商品化をされてはならない商品でした。
裏で、LED企業の闇が出てきたんですが、中村氏は、やってはいけない事をやったんで、発明がどうであろうが、企業と、何か、取引があったと考えられるます。
発明が独自なものだったとしても、企業と取引してたと考えられるので、発明、そのものも、どうなのか、疑問になってしまいました。
幻想を抱いていたと、本当に、解りました。
けれど、発光ダイオードの青い色の発光は、昔から、何通りかあると解っていて、けれど、出来ないものとして、教えないとしていたと、今から30年近く前の年月を調べて、出て来た事実でした。
そうまでして、危険な紫外線LEDから、開発者達は、国民を守っていたんですね。
本当に、発明の対価を受けとるべきは、この、青い色発光ダイオードの発光を、出来たとしても、やらない、出来ないとした、人達ではないでしょうか。
>影ボーシ
それ本当?あの家族思いの中村さんが?
嘘だとしたら、卑劣な奴だな。
>影ボーシ
それ本当?あの家族思いの中村さんが?
他人がどう生きようと構わないけどさ、嘘だとしたら卑劣な奴だな。
およそ「発明」に関しては、基礎研究よりも実用化・製品化の技術的ブレイク・スルーの方が高く評価される。どんなに先鞭をつけたと言っても、モノができない研究は「発明」ではない!
中村博士の2フローCVDを使ったGaInN結晶による高輝度LEDの完成は、この点で立派な「発明」「優先権」があるのです。
いったん最初の結晶ができてしまえば、これを詳細に研究・分析して、あるいは、別の方法で同品質の結晶をつくることができるということもあり得る。しかし、それはやはり、実際のモノがあって初めてその道筋も成り立つわけで、最初のブレイク・スルーの発見がなんと言っても「発明」としての価値を有するのです。
高裁判決に向けて、トヨタ・グループのみならず、日本の産業界全体が日亜化学の勝利,中村博士の敗訴のために、資金力・政治力・学会などの人的関係など、ありとあらゆる手段を行使して、この裁判を葬るために動きました。日亜化学が404号特許を放棄したのも、そのような背景が絡んでいると思われる。
日本の司法が、上に行くほどひどい判決になることは世界的にも有名。そして、日本の電子デバイス学会の保守的権威的体質も有名です。西澤博士がノーベル賞をとれないように、私は、この学会の体質が壁になり、中村博士のノーベル賞も夢に終わるのではないかと心配しています。