2012年06月28日

「ショルティッシモ」ショルティ70年代アナログ録音全集

 新しいCDボックスを購入。
 その名も「Soltissimo2」。
 ショルティの70年代に収録された録音の全集版。
 53枚のCDと5枚のDVD。
 これで、実売価格13,000円ほど。

 最近、アナログ時代の録音資産をボックス企画で売り出す例が増えたが、これもその一つ。
 レコードの時代は、新譜として2000円から3000円で売り出されていたものが、いまは、その10の1の単価で手に入る。
 アナログ録音といっても、音質が劣るわけではない。
 70年代は、すでにアナログ録音の技術はかなり成熟していて、まったく問題はない。
 むしろ、最近のぼやけたデジタル録音よりも、くっきり明瞭な音づくりで、格段に聴きやすい。
 昔のエンジニアの方が、最近のデジタル機器の性能に頼ってしまうエンジニアよりも、レベルが高かったのではないかと思わせる。

 新たにオリジナル音源からリマスターされたCDなので、音質の改善も大きい。
 すでに持っているCDもあるが、音の透明感が違う。

 CDジャケットは、昔のレコード時代のジャケットを再現している。
 ジャケットの裏の解説部分もそのまま再現。
 見開き2つ折りのジャケットは、そのように再現されていて、マニア好み。
 さらに、なんとCDはレコードのようにビニールの袋に入って、紙のジャケットにおさまっている。
 むかし、レコードをジャケットから取り出すとき、傷をつけないように慎重に扱っていたころを思い出す。
 この商品、レコード時代を懐かしむ客層をターゲットとしていることが分かる。
 
 「ショルティッシモ2」となっている。、
 第2弾ということは、第1弾があるはず。
 でも、第1弾は見当たらない。
 どうやら、第2弾が先に発売となったらしい。
 
 韓国仕様なので、DVDの字幕などの文字表記はハングル。
 解説書もハングル。
 それに英訳と和訳がついている。



 
posted by 平野喜久 at 10:14| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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