新しいCDボックスを購入。
その名も「Soltissimo2」。
ショルティの70年代に収録された録音の全集版。
53枚のCDと5枚のDVD。
これで、実売価格13,000円ほど。
最近、アナログ時代の録音資産をボックス企画で売り出す例が増えたが、これもその一つ。
レコードの時代は、新譜として2000円から3000円で売り出されていたものが、いまは、その10の1の単価で手に入る。
アナログ録音といっても、音質が劣るわけではない。
70年代は、すでにアナログ録音の技術はかなり成熟していて、まったく問題はない。
むしろ、最近のぼやけたデジタル録音よりも、くっきり明瞭な音づくりで、格段に聴きやすい。
昔のエンジニアの方が、最近のデジタル機器の性能に頼ってしまうエンジニアよりも、レベルが高かったのではないかと思わせる。
新たにオリジナル音源からリマスターされたCDなので、音質の改善も大きい。
すでに持っているCDもあるが、音の透明感が違う。
CDジャケットは、昔のレコード時代のジャケットを再現している。
ジャケットの裏の解説部分もそのまま再現。
見開き2つ折りのジャケットは、そのように再現されていて、マニア好み。
さらに、なんとCDはレコードのようにビニールの袋に入って、紙のジャケットにおさまっている。
むかし、レコードをジャケットから取り出すとき、傷をつけないように慎重に扱っていたころを思い出す。
この商品、レコード時代を懐かしむ客層をターゲットとしていることが分かる。
「ショルティッシモ2」となっている。、
第2弾ということは、第1弾があるはず。
でも、第1弾は見当たらない。
どうやら、第2弾が先に発売となったらしい。
韓国仕様なので、DVDの字幕などの文字表記はハングル。
解説書もハングル。
それに英訳と和訳がついている。
2012年06月28日
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