2017年06月23日

豊田真由子氏の暴言暴行:音声のインパクト

 自民党の豊田真由子衆議院議員の暴言暴行問題。
 テレビでその音声が流されたことから、その強烈なインパクトが人々の関心を集めている。
 これは、週刊誌記事だけでは分からない。
 この音声は、元秘書から週刊誌側に持ち込まれ、そこから各マスコミに提供されたのか。
 音声は、聴き所だけを編集してあるので、会話全体の流れは分からない。
 とにかく、豊田氏が激高して、大声で喚き散らしながら運転中の秘書をぼこぼこ叩いている様子が分かる。
 喚き散らすのに疲れると、今度は歌うように節をつけて、なじり始める。
 誰もがこの音声を聴いて、「まともではない」と感じただろう。
 彼女自身、かなりのストレスをため込んでいて、それを弱いものに一気にぶつけているという印象だ。
 どうして彼女がこれほどのストレスをため込んでいたのかは分からない。
 どうやら、彼女自身が激高しやすい性質だったようだ。
 
 元秘書は、普段からの暴言暴行に耐えかねて、今回、ICレコーダーで録音した。
 そして、その音声を週刊誌に持ち込んだのだ。
 もはや秘書を続ける気はなく、自分が辞職するだけでは納得できず、彼女の政治生命をも引きずり落してやろうという意思が見える。
 普通は、警察に被害届を出すが、そうではなく、まずマスコミに流したのがあざとい。
 しかも、週刊新潮。
 ここに流せば、記事で取り上げられるだけではなく、テレビメディアにも音声をばらまいてくれることが見えていたのだろう。
 豊田氏は自民党を離党することとなった。
 次回の衆院選では、立候補は無理だ。
 無理に立候補したとしても、無所属で戦うしかなく、党の基盤のない彼女に勝ち目はない。
 元秘書にとって思惑通りの展開となった。

 ところで、隠し撮りした音声を勝手にマスコミに流すことは、問題はないのだろうか。
 今回は、このことを非難する人はいないだろう。
 豊田氏のインパクトが大きすぎるからだ。
 豊田氏も、このことに問題があると思っても、指摘できる立場ではない。

 だが、隠し撮り音声を勝手に外部に流出させる行為は、いつも正当化されるわけではない。
 例えば、社内で話し合われた大事な話を、隠し撮りし、勝手に外部に流したら、機密情報の漏洩になる。
 機密文書を流出させたのと同じことだからだ。
 社内で話し合われたのが不正行為の話だったら、それをマスコミに流すのは、公益通報ということになる。
 この線引きは難しい。


 
 
posted by 平野喜久 at 10:30| 愛知 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 世事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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