2017年06月28日

稲田防衛大臣の軽率発言

 稲田防衛大臣の発言が問題になっている。
 27日、東京都板橋区で開かれた都議選の自民党候補の集会で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言したのだという。
 自衛隊法では、選挙権の行使を除く自衛隊員の政治的行為は制限されている。
 発言は自衛隊が組織的に特定の候補を応援すると受け取られかねない。
 稲田氏は発言の撤回は拒否していたが、批判の強さに、夜になって発言を撤回した。

 もちろん、現実に自衛隊が特定の候補者を応援するなんてことはありえない。
 稲田氏のリップサービスに過ぎないのは明らか。
 候補者を力強く応援する中で、自分の防衛大臣としての肩書を最大限利用したというところだろう。
 だが、のちにこのような批判を招くのは明らかで、あまりにも軽率だった。
 防衛大臣が特定の候補者の応援に出かけることだけでも正当性が危なっかしいのだから、そこでの発言は更に慎重であるべきだった。
 たぶん、稲田氏は候補者のことをよく知らなかったのだろう。
 語るべき情報が何もないとき、何を強調するかといったら、「防衛大臣がわざわざ応援に来た」ということだけ。
 そこを強調しすぎたあまり、問題発言となってしまった。

 稲田氏は弁護士出身。
 言葉の重要性には人一倍敏感のはずだが、どうしたことか。
 防衛大臣としての働きも、評価は芳しくない。
 次の内閣改造では、まず、交代となる。
 将来の女性首相との呼び声もあった彼女だったが、どうやらその目はなさそうだ。




 
 
posted by 平野喜久 at 09:53| 愛知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 世事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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