新たな電子書籍をリリースした。
「なぜ少女のマッチは売れなかったのか〜マッチ売りの少女と考えるマーケティング」
https://www.amazon.co.jp/dp/B079Q4BXDG/
このコンテンツは2014年に英語版としてリリースしたが、今回はその日本語版だ。
童話「マッチ売りの少女」を題材にしながら、マーケティングの基礎を学ぶビジネスコンテンツ。
少女と一緒に、マッチの売り方を考えるうち、マーケティングの考え方が身につくことを目的とする。
同時に、ビジネスの意義や楽しさを見直し、前向きに生きることの大切さを学べるようになっている。
アンデルセンの童話『マッチ売りの少女』は、誰もが知っている。
大晦日の寒い夜、ぼろを着て、靴も脱げてしまって、哀れな姿で売り歩く少女。
「マッチを買ってください」と必死に呼びかけるけれど、全然売れない。
寒さに耐えかねて、マッチを擦っているうちに、天国のおばあさんに招かれて天に昇って行く。
切なさが印象に残るお話・・・・・・。
でも、このお話、どこか変。
貧しいはずの少女が、どうして売るほどのマッチを手に入れてたの?
マッチが売れなかったら、どうして売れる工夫をしなかったの?
マッチは本当に売れない商品だったの?
この時代、マッチは新たに開発された画期的な新商品だった。
マッチの訪問販売というビジネスも例を見ない斬新なもの。
売り方さえ間違わなかったら、大ヒット商品になったかもしれない。
なのに、マッチがまったく売れなかった不思議。
少女は何を間違い、どうすればよかったのか。
マッチ売りの少女の話には、マーケティングの基本要素がすべて含まれている。
ケーススタディとして、これにまさる題材はない。
どうしたらいいのかを少女と一緒に考えながら、マーケティングを学べるビジネスケースメソッドだ。
2018年02月10日
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