産経新聞の報道による。
3月29日、内閣府の有識者会議「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」が新たな検討結果を発表した。
心配されている千島海溝地震が発生した場合、北海道東部の太平洋側で最大約28mの津波が襲来し、市街地で最大14.5mの深さで浸水する可能性があるという。
えりも町:27.9m
釧路町:27.3m
広尾町:26.1m
釧路市:20.7m
択捉島:29m
地震発生から最大波が到達するまでの時間は最短で29分。
千島海溝地震は、今後30年以内に7〜40%という確率で予想されている。
南海トラフ地震や首都直下地震ばかりが取りざたされるが、切迫性としては千島海溝地震も同列だ。
北海道東部は、過疎地域であること、避難できる高台が少ないこと、寒冷地であることなど、条件としては対応が難しいエリアだ。
内閣府としては、令和2年度から具体的な対策作りに着手するらしい。
2020年04月02日
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