2020年04月02日

津波28m予測:千島海溝地震

 産経新聞の報道による。
 3月29日、内閣府の有識者会議「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」が新たな検討結果を発表した。
 心配されている千島海溝地震が発生した場合、北海道東部の太平洋側で最大約28mの津波が襲来し、市街地で最大14.5mの深さで浸水する可能性があるという。

 えりも町:27.9m
 釧路町:27.3m
 広尾町:26.1m
 釧路市:20.7m
 択捉島:29m
 地震発生から最大波が到達するまでの時間は最短で29分。

 千島海溝地震は、今後30年以内に7〜40%という確率で予想されている。
 南海トラフ地震や首都直下地震ばかりが取りざたされるが、切迫性としては千島海溝地震も同列だ。
 北海道東部は、過疎地域であること、避難できる高台が少ないこと、寒冷地であることなど、条件としては対応が難しいエリアだ。
 内閣府としては、令和2年度から具体的な対策作りに着手するらしい。
 
 
posted by 平野喜久 at 09:41| 愛知 ☀| Comment(0) | 世事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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