2020年04月02日

富士山大噴火被害想定:中央防災会議

 政府の中央防災会議の作業部会が富士山噴火の被害想定をまとめた。

 富士山の大規模噴火で首都圏周辺に降灰の被害が及ぶ。
 微量な降灰で鉄道が運行停止。
 乾燥時10p以上、降雨時3p以上で二輪車が通行不能。
 降雨時0.3p以上で絶縁低下(ショート)による停電発生。

 最悪のケースとして、西南西の風が強く、雨が降っていた場合、
 噴火後3時間で横浜市から千葉市にかけて鉄道の運行が停止し、都市の大部分で停電が発生。
 降灰が継続すると15日目には鉄道への影響は関東一円に拡大。
 停電は、東京と神奈川全域、千葉と埼玉の一部に拡大。

 政府は4月に関係省庁や事業者による検討会を設置し、具体的対策の策定に着手するという。
 コロナ禍の対応に追われる中ではあるが、従来からの災害リスクへの備えも着実に進んでいることは頼もしい。

 コロナ禍は長期化の様相を見せている。
 いまコロナ禍への対応が忙しいからといって、その間、別の災害が発生を控えてくれるわけではない。
 最悪の事態は最悪のタイミングでやってくる。
 いま一番起きてほしくないのは、大地震や大噴火だろう。
 起きてほしくないことは考えないようにするのではなく、起きてほしくないからこそ、いま敢えて検討する意味がある。
 日本は、先進国の中では新型コロナの被害は最小限に抑えることができているが、自然災害の多発国としては、いま最もリスクの高い状況に置かれていると言えるかのかもしれない。


posted by 平野喜久 at 09:57| 愛知 ☀| Comment(0) | 世事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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