2021年10月07日

新規陽性者急減の理由が不明

 このところコロナの新規陽性者の数値が急減している。
 8月20日に25866人を記録したが、いまでは1000人前後で推移するようになった。
 さて、ここで疑問なのは、コロナ感染の波は何によって引き起こされているのか、ということだ。
 
 感染の波の形を見てみると、富士山型を示す。
 つまり、感染拡大が始まると一貫して上昇傾向を示し、ピークを打った後は、一貫して減少し続ける。
 なぜこのようなきれいな形になるのだろうか。
 これが、人為的な原因により引き起こされているのだとしたら、この富士山型と同じような動きをする人為的なデータが見つかるはずだ。
 街の人出のデータ、高速道路の交通量、交通機関の利用状況・・・
 だが、感染の増減と同じ動きをするデータが存在しないのだ。

 もう少し細かく陽性者数データを見ると、急減しているのは東京、大阪だけではない。
 日本全国で同じタイミング同じスピードで減少し続けているのだ。
 なぜこんな奇妙な現象が起きるのか。
 この現象は日本に限らない。
 海外諸国の中でも、日本と同じような感染状況になっている国がいくつも見つかる。
 アメリカ、ドイツ、フランス、カナダ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、イスラエル・・・
 いずれも7月8月にピークを迎え、いま一貫して減少傾向にある。
 もしかしたら、ここにコロナウィルスの特性が隠されているのかもしれない。

 専門家は、いま感染が急減している理由をいくつも挙げている。

1.大きな感染拡大を見て、人々が行動を自粛するようになった。
2.ワクチン接種が進んだ効果が表れてきた。
3.天候気候の変化による。
4.などなど

 いろいろな解釈が提示されるが、いずれも思い付きレベルの仮説にすぎない。
 実データにより確証された原因はない。
 ここから導かれる結論は簡単だ。
 専門家にも原因がわからないのだ。

 2002年11月に始まったSARSもコロナウィルスだった。
 2003年に入ってから感染拡大が始まり、世界に飛び火していった。
 ところが、4月ぐらいから急に減り始め、6月中にはほとんどなくなり、7月にはWHOにより終息宣言が出た。
 ワクチンも特効薬もない中で、第1波だけで終わってしまった。
 これも、なぜ勝手に終息してしまったのか、原因は分からないままだ。

 専門家は今でも、これで行動が緩むとリバウンドにつながってしまう、と警戒を呼び掛け続けている。
 彼らの言っていることは昔から変わっていない。
 「行動を自粛せよ」
 本当にこれが専門家の見解なのか。
 国民にとって、これほど役に立たないアドバイスはない。
  
 行動自粛をいつまでも続けているわけにはいかない。
 どこかのタイミングで日常生活に戻していく必要がある。
 その最初のタイミングは11月に訪れるのではないか。
 「コロナ対策のための制限は全面解除し、完全日常活動に戻ろう!」
 コロナ感染がゼロではない中で、制限全面解除に踏み切るには大きな決断がいる。
 岸田総理は最大の試練を迎えることになる。
 この決断に踏み切れるかどうか注目だ。
posted by 平野喜久 at 19:32| 愛知 ☁| Comment(0) | 世事雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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