名古屋工業大学の平田晃正教授のチームの試算によると、1日当たりの新規感染者数は12月中旬以降に徐々に増え、東京大阪とも来年1月中旬にピークを迎える見込みだという。
ただ、ピークでも東京は約370人、大阪は140人程度にとどまる予測になっている。
この予測は、人流やワクチンの効果などを基に人工知能を使って試算しTEいる。
第6波は1月中旬をピークにやってきそう。
ただしその規模は、第5波の20分の1程度にとどまりそう。
これが予測の結論。
この程度の波であれば、季節性のインフルエンザの感染状況より穏やかな状態だ。
本当にこのレベルでやり過ごせるのであれば、緊急事態宣言は出さずに済みそうだし、行動制限や飲食店の時間短縮やイベントの人数制限も必要なさそうだ。
一方で、外国では過去最大の感染状況を更新し続けている国がある。
ドイツ、オーストリア、オランダ、韓国など。
クリスマスシーズンを前に緊張感が高まっており、再び強力な行動制限に舵を切り始めている。
3回目のワクチン接種も急がれている。
フランスでは、2回目接種後5か月から3回目を接種できるようにし、7か月目までに3回目を接種しない場合は、ワクチンパスを無効にするという方針を打ち出した。
この冬のさらなる感染爆発を恐れて、3回目を国民に強力にすすめようとしている。